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まりな的ビジネス法

まりな的ビジネス手法は段階があります。わたしが経営に参画した事業は全てこの原則に則ってます。

①.企画
漠然としたやりたい事を決めます。これはくだらないものほどいい。誰も挑戦した事の無い事をね。決まったらそこから考えをマインドマップ手法で広げて行く、夢を膨らませるんだ。

②調査する
調査は一番重要だ。「先見の明」を見出せるかもここにかかってるからだ。
使うツールはふたつだけ。Google先生すなわちインターネット、そして己の身体だ。日本のサイトだけ見ていたのではイノベーションは起こせない。また、情報をそのまま馬鹿の一つ覚えしただけでもイノベーションは起こせない。そこから頭を使って発展させる。日本語や英語、場合によって中国語のサイトまでを横断的に調べる。インターネットでの調査は何も需要調査にとどまらない。調達原価計算とリスクヘッジも同時に行い、何が使えそうでどうしたら楽にビジネスできるのか。そして運転資金などの総合的な原価を弾き出す。

そしてここからがまりな的ビジネス手法のデンジャラスかつ独特なやり方だ(笑) 要は脚で稼ぐ事の重要性。

オヤジが屯する居酒屋に繰り出す。この居酒屋は女性はふつう行かないカウンター居酒屋程いい。人に話しかけやすいからだ。さらに相手が女性となればどんな不細工でも紅一点になれるので話に応じない男はまずいない、もちろん舐められてはいけないが(笑

こういうとこにくる人種は経験から二手に分かれる、低収入の社会的身分の低い方とはたまた意外と大企業の管理職や中小企業の管理職の方。ここでは管理職や経営者にターゲットを定める。経験は必要だけど服装や時計、出すオーラからわかる。そしてその人のくる時間を調べ上げ徐々に親密(もちろんビジネス的な意味で)な信頼関係を築きニーズを探り名刺を交換する。これを色んな人にやりニーズを調査すると同時に契約に漕ぎ着ける。鞄にはすでに契約書を忍ばせてある。このあたりは接客業経験が活きる。ただし、相手に自分と関わり続け契約することは自分にとって有益だと錯覚させるテクニックが必要。これをわたしは居酒屋営業と呼んでいる。居酒屋は酒飲むのでお互いに腹を割って話せ相手の弱点や強み全てを見やすい。こちらは腹を割ってるフリをする(笑

もちろんこんな状況で女性ひとりは危険極まりないことくらいは承知で、実は結構危ない思いもしてる。絶対に一線以上には踏み込ませてはならない。自宅を教えるなんてもってのほかだ。
あくまで裏口からの営業で危険なことをしてるのは自覚したほうがよい。最終的には表口にもっていく、この時は完全に頭も仕事モード。

まさにITも駆使するけど足で稼ぐのだ。
わたしはこのやり方で大型案件を受注したことがある。

たとえば、わたしが以前やった事業では中小企業向けの顧客関係管理システムで一儲けした。小さい会社では顧客管理システムに何千万もする大金はだせない事が多い。ここにわたしは目をつけた。実は海外のオープンソースのフリーソフトに大企業でも対応可能でスケーリングもできる顧客関係管理システムが存在する。イコール、手間かけて納入先企業に合わせたカスタムさえできれば原価はサーバー代と自分の人件費くらい。人を二人雇って儲けをつけても他の会社から考えられないくらいの価格破壊が可能な事が調査をするうちにわかった。

③安定化
ビシネスが成り立つ事がわかれば、あとは安定化だ。ここからは裏口の通用しない相手(笑との対決になる。行政と銀行だ。法人登録、事業計画書を仕上げ、行政の起業支援融資、可能であれば銀行融資を受け、出資家を募る。ここで注意を要するのは社長や出資家を絶対に無限責任となる形態の法人にしてはいけない。それこそ万一倒産したら首括ることになるだろう。必要なら専門のコンサルを受けたほうがよい。
そして、とにかく勉強したほうがいい。会社法から簿記から必要なことはなんでも。これらは自分でできれば経費削減につながるし、うまくすればその身につけた知識を商品にすらできる。

④改革と発展、より信頼される会社へ
ここからはより堅実に。
業務効率を徹底的にテコ入れする。システム化。何が必要で何がいらないのか。変化していく中で変化してはいけないもの。ISO、JISQへの準拠、マニュアル化などいくらでもやる事はある。もちろんこれらだけにとらわれて営業など脚で稼ぐ事をおろそかにしてはならない。利益を求めるのと同時に行う。
夢を抱いた頃の気持ちを忘れないでほしい。

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